2025年度のJLPT(日本語能力試験)で、ツーク日本語学校から2名の児童が合格しました。
小学5年生の児童がN2に、小学3年生の児童がN4に合格。
現地校との両立やモチベーションの維持など、試練を乗り越えてつかんだ合格の喜びを語ってくれました。



N2 合格 L.Kさん(小学5年生)

Q モチベーションについて教えてください

N1に合格すれば、日本でも仕事ができるようになるから、「毎年一つ上のレベルに合格する」という目標がモチベーションになっています。


Q どのように勉強しましたか?

夏休みの一時帰国時に問題集を揃え、全体をざっと把握するところからスタート。
N2は難しいと聞いていたため、春休みには早めに問題集を取り寄せ、1日ごとにカテゴリーを進めながら2冊を11月初旬までに完了させることを目標にしました。
試験1〜2週間前には、リスニングを含む模擬試験を2回実施。間違えた問題は試験日までに必ず解き直しました。


Q 現地校との両立で工夫したことは?

5年生になって現地校の宿題が増え、忙しさも増しました。
現地校の宿題を最優先にしながら、できるだけ早く終わらせてJLPTの勉強時間を確保。週末も勉強しました。
晴れた日は自然の中で遊び、雨の日は漫画を読んだりNetflixで日本のドラマを見たりと、休むことも大切にしていました。


Q 合格したときの気持ちは?

合格発表を見たときは、正直とてもびっくりしました。不合格だと思っていたので。


Q 今後の意気込みを聞かせてください

まぁ、これからもがんばろっ。



N4 合格 A.Kさん(小学3年生)

Q 挑戦しようと思ったきっかけは?

お姉ちゃんが合格して嬉しそうにしているのを見て、自分も挑戦したいと思いました。
また、お姉ちゃんより1年早く試験を受けるという挑戦をすることも自信になりました。


Q どのように勉強しましたか?

9月ごろから勉強をスタート。1日ごとにカテゴリーを進め、間違えた問題は繰り返し解きました。試験1週間前からはリスニングを含む本番形式の練習も取り入れました。


Q 現地校との両立で工夫したことは?

日本語学校の宿題とN4の勉強で、遊ぶ時間が減ってつらかったです。でも、遊ぶ時間を作るために、できるだけ早く終わらせるようにしました。


Q 合格したときの気持ちと今後の目標は?

今回の合格も嬉しいけれど、次はN3なのでちょっとドキドキしています。。


▸ 保護者より

今回の受験を通して特に強く感じたのは、知識量だけでなく、「長時間集中し続ける力」が大きな鍵になるということです。N2からは試験時間が一気に105分になります。
大人でも簡単ではないこの集中力を、段階的に伸ばす工夫が必要でした。

また昨年度は、当初予定していたチューリッヒ会場での試験が中止となり、急遽イタリアで受験することに。「せっかくここまで学んできたのだから、どうしても受験したい」という子どもたちの強い気持ちを聞き、イタリアでの受験を決めました。予期しない状況にどう向き合うかを親子で考えたこの経験も、きっとこれからの力になると思っています。

たとえ結果が思うようにいかなくても、努力した経験は必ず次につながります。子どもたちの「やってみたい」という気持ちを大切に、これからも応援していきたいと思います。
これからJLPTに挑戦するご家庭やお子さんの、少しでも励みとなれば幸いです。