6月12日にステージ5(5年生)と中学部が合同授業を行いました。
中学部の生徒がステージ5のクラスを訪れ、それぞれ発表を行いました。
まず、中学部の生徒が自分が毎日通っている中学校について発表しました。
ある生徒は表やデータを使って、スイスの教育システムや中学校の教科や時間割について説明しました。
さらに小学校と中学校の違いについても説明しました。
もう一人の生徒は、写真などの視覚資料を多く用いたパワーポイントを使って、自分が通う学校の特徴や学校行事、そして部活動などを詳しく説明しました。
学校のそばにある池で夏は泳ぎ、冬はアイスホッケーをすること、また自分が所属している模擬国連という部活動では、生徒が様々な国の代表になりきり、諸問題について議論し合うことを紹介しました。
中学部の生徒の発表は、夏から最高学年(6年生)に進学するステージ5の子ども達にとって、とても興味深い内容でした。
次にステージ5の児童が発表しました。テーマは自由で、それぞれ自分が興味があることや、調べてみたかったことについてプレゼンテ-ションをしました。
この日の発表で取り上げられたテーマは、『第二次世界大戦』、『ゲームが好きな理由』、『ひまな時に何をすればいいか』、そして『ママの態度について』でした。
選ばれたテーマも様々でしたが、プレゼンテーションの仕方も十人十色でした。ある児童はパワーポイントを使って、ある児童は紙を黒板に貼って、ある児童は寸劇を取り入れて発表しました。
児童一人ひとりが違った内容と方法で発表を行ったことで、聞き手は飽きることなく、最後まで興味深く発表を聞くことができました。
昨年度から異学年交流を行ってきましたが、小学部高学年と中学部の交流は今回が初めてでした。
ステ-ジ5の児童は中学部の発表を通して、2年後の自分の姿を思い浮かべてワクワクし、中学部の生徒は小学部のにぎやかで、活発な雰囲気を懐かしく思い出しました。
双方のクラスの子ども達にとって、とても有意義な時間になりました。
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