1月28日、ステージ1(1年生)とステージ4(5年生)の交流授業が行われました。

この授業は、ステージ1の先生から「漢字学習を始めた1年生に、漢字の学習のしかたを教えてほしい」というお手紙をいただいたことをきっかけに実現しました。

今回、5年生は3つのグループに分かれ、「山」「水」「雨」という新出漢字を1年生に教えることになりました。


授業では、田島充士先生(東京外国語大学 大学院総合国際学研究院 准教授)が提唱されているTAKT(他者・愛情・会話・対話)デザインを取り入れました。

子どもたちは、ただ説明するだけでなく、イラストなどの視覚資料を示したり、ゲームやクイズを取り入れたりしながら、漢字の「意味」「なりたち」「使い方」を工夫して伝えました。

漢字学習を始めたばかりの1年生にわかりやすく伝えるために、5年生は「どうしたら伝わるか」「どのように伝えたらよいか」を真剣に考えました。言葉遣いや声の大きさを調整し、ユーモアを交えたクイズやゲームを取り入れる姿からは、他者の視点に立ちながら自らの学びを深める様子がうかがえました。まさにTAKTデザインが目指す学びの姿が実現した授業となりました。


5年生からは、「みんながわかるように説明するのが大変だった」
「おもしろく伝えるのが難しかった」という感想が聞かれました。そこからは、「誰のために」「何のために」学ぶのかを意識しながら、自律的に課題に取り組む姿勢が伝わってきました。

1年生からは「とっても楽しかった!」「わかりやすかった!」という声が上がり、笑顔あふれる時間となりました。

また、本交流授業には田島充士先生と菊岡由夏先生(国際交流基金ケルン日本文化会館 教育アドバイザー)にもご参観いただき、終了後には温かいご講評を賜りました。

多くのお褒めの言葉をいただき、子どもたちは誇らしげな表情を見せていました。本交流授業は、学年を越えた学び合いの大切さを実感する、実り多い時間となりました。