教科書の単元では、「日本文化を発信しよう」というテーマですが、様々な国の文化に触れる機会のあるスイスに住んでいる環境を生かし、先生の計らいで「世界文化を発信しよう」というテーマにアレンジして行いました。
また、近年のデジタル化に対応し、「デジタル旅行ガイドブックを作ろう」というサブテーマで、パワーポイントを使い聞き手を惹きつけるスタイルで発表しました。
今回、紹介された国は、「ペルー」、「フランス」、「ドイツ」、「ドバイ(アラブ首長国連邦)」「イギリス」でした。
児童はそれぞれ、自分が興味を持った国とその理由、国の魅力などが聞き手に伝わるよう、地図や写真、絵などを引用し、発表しました。また伝統音楽を流して、その国の文化を音楽で表現する児童もいました。
発表の後には、感想を話したり質問する時間を設け、クラスメートの興味を広げたり、他の児童の意見を尊重する機会となりました。ヨーロッパの国はスイスから行きやすいこともあり、発表を聞いて「ぜひ行ってみたい！」と興味を持った児童もいました。
この活動では、伝えたいことをはっきりさせること、それが効果的に伝わる構成を考えること、インターネットで調べる時は確かな情報であること、事実と意見を区別すること、参考にした資料を最後に「出典」として示すことなど、デジタル旅行ガイドブックが出来上がるまでにも、様々な力を身に着ける工夫がされていました。
どの発表も個性あふれるとても素晴らしい内容で、作成されたガイドブックを参考に旅行をしてみたい！と思わせてくれました。