3月6日に、ステ-ジ1(1年生)とステージ5(5年生)の合同活動が行われました。
昨年度よりツ-ク日本語学校では、異学年間のコミュニケ-ションや学びの場として、合同活動や合同発表会を活発に行っています。

今回は、5年生の児童が1年生の児童にあやとりを教えました。
この活動は、5年生が教科書の単元「見立てる」であやとりに触れ、宿題で家であやとりの練習をしてきたことから始まりました。
児童はせっかく覚えた「あやとり」を低学年の児童に教えてあげたらどうかと考え、そのことから今回の合同活動が行われることになりました。

まずはじめに、5年生が1年生に「ほうき」や「富士山」などのあやとりを教えてあげました。
つぎに1年生がお礼として、「かえるの合唱」と「幸せなら手をたたこう」を歌い、5年生も一緒に歌いました。

1年生からは「楽しかった!」や「教えてもらった『ほうき』が上手くできていい気持ち」と活動を楽しんだ声が聞かれました。

5年生からは、「小さな子に教えるのは、思っていたよりも難しかった」や「伝わるように説明するのが、大変だった」など、他の人に教える難しさを感じた感想が多く聞かれました。

この合同活動を通して、子ども達には学年が違っても『日本語を学ぶ仲間なんだ』という仲間意識が生まれ、絆が深まりました。
また、クラスメイト以外の人とうまく関わりを持てたことは、児童にとって大きな自信となりました。