9月11日に、当校の恒例行事のファミリーデーが3年ぶりに開催されました。

雨が降ったり止んだりする不安定な天気が続いていましたが、この日曜日は朝から晴天に恵まれ、「なんとか楽しみにしている子ども達のためにこのイベントを実施したい」という皆の願いが通じたかのようでした。

今年は29家族、103人が参加しました。

まずは『世界に一つだけの花』に合わせて飛んだり跳ねたり、体を左右に揺らしたりして十分に体をほぐしてウォームアップしました。
そのあとは、応援合戦!赤チーム、青チーム、緑チームに分かれた保護者と子ども達が、大きな声を出し合って士気を高めました。
体も心も準備が整ったら、いよいよ運動会です。
今年は借り物競争、親子リレー、ダンシング玉入れ、綱引きを色別対抗で競い合いました。

ダンシング玉入れはバックミュージックをよく聞いて、クラシックが流れたら玉を投げ入れ、日本語の音楽が流れたら玉入れをやめて踊る競技です。
いつもの玉入れにひと捻り工夫が施されているので、最初は少し戸惑う子どももいましたが、次第にルールを理解して、最後は音楽が切り替わると玉入れをさっとやめて、みんなノリノリで踊っていました。
また綱引きでは、お母さんやお父さん対抗戦も行われ、顔を真っ赤にしながら一生懸命に綱を引っ張る保護者に子ども達から大きな声援が送られ、とても盛り上がりました。
全ての競技が終了した後は、お待ちかねのバーベキューランチと前菜・デザートビュッフェです。
お父さん方が焼いてくれたメインディッシュに各家庭から持ち寄った美味しそうな品々が彩を添えて、皆のお腹を満たしてくれました。
食後は大人も子どもも学年を超えて歓談をしたり、湖で水遊びをしたり、芝生でボール遊びをしたりして楽しく過ごしました。
こうして2022年度ファミリーデーは大成功に終わりました。
3年ぶりにようやく実施されたこのイベントは、ツーク日本語学校での大切な思い出の1つとして子ども達の記憶に深く刻まれることでしょう。