9月10日の日曜日、快晴の青空の下で、恒例行事となっている「ファミリーデー」が開催されました。

今年は30家族、107人が参加しました。

まずはじめに、テレビアニメ『忍たま乱太郎』の主題歌「勇気100%」に合わせて楽しく身体を動かしながらウォーミングアップを行いました。

そのあと、赤組、黄組、青組に分かれた保護者と子ども達が、「○○組、頑張るぞ!」「○○組、優勝するぞ!」「エイエイオー!」と掛け声をかけ、気合を入れました。

各チームのエール合戦の後、いよいよ運動会がスタートしました。

今年は借り物競争、風船運び親子リレー、綱引きを色別対抗で競い合いました。

借り物競走では、「紙皿を持っている人!」「くしを持っている人!」「ベルトを持っている人!」など、大きな声を出してお題の借り物や借り物を持っている人を探し、同じ組の子ども達は「私、持ってるよ!」と走って取りに行ったりと、チームのみんなで協力してゴールを目指しました。

風船運び親子リレーは、親子向かい合って風船を2本のバドミントンで挟んで運び、折り返し地点をまわって、スタート地点まで戻ってきたら、次のペアに風船を渡すというリレー形式のゲームです。
風船を落とさず、安定感を保ちながら運ぶのはなかなか難しいのですが、お父さんやお母さんと息を合わせて慎重に運んでいました。

最後の競技は綱引きでした。
「子どもVS子ども」の綱引きから始まり、「お母さんVSお母さん」そして「お父さんVSお父さん」と続きました。
子ども同士の対決では、小さな幼稚園児から頼もしい小学校高学年まで、チームが一つになり力いっぱい綱を引く姿がとても印象的でした。
お母さん達も声を掛け合いながら本気で綱を引き、勝った時はハイタッチをして喜びを分かち合う姿も見られました。
結果次第で逆転優勝の可能性もあったお父さん同士の対決は、白熱した戦いとなり、大いに盛り上がりを見せました。

今年は見事赤組の勝利で、勝った子ども達はジャンプしながら「やった!」と大喜びでした。
青組と黄色組からは「負けて悔しいけど、とても楽しかった。来年は勝つぞ。」という声も聞かれました。

ミニ運動会の後は、お待ちかねのバーベキューと前菜・デザートビュッフェでお昼ご飯です。
お父さん達が焼いてくれたお肉に、バラエティ豊かな前菜やデザートが加わり、大満足のランチとなりました。

食後は、当校で初めての試みとなる「フリーマーケット」が行われました。
日本語の児童書やテキスト、玩具、服や靴などが並び、「日本の絵本や玩具が買えて嬉しい!有り難い。」「子どもが愛用していたものを日本語学校のお友達がまた使ってくれて嬉しい。」などの感想が聞けました。

その後、広場でボール遊びをしたり、ツーク湖で泳いだり、貝殻を拾ったり、砂遊びをしたり、会話を楽しんだり、和気あいあいと交流を深めることができました。