今年度の終了日に、「七夕会」が行われました。
3年ぶりの全体での七夕会は、晴天に恵まれ、とても和やかで楽しい時間となりました。

会場には、甚平や浴衣に身を包んだ児童が集まり、願いを込めた短冊や飾りに彩られた笹が飾られ、まるで日本にいるような雰囲気を味わうことができました。


今年は、ステージ5の児童が「開会の挨拶」を行いました。
凛々しく堂々とした姿に、会場から拍手が沸き起こり、素晴らしい会の幕開けとなりました。

最初に、ステージ3の児童による発表がありました。
この1年間の日本語学校での学習についての感想を、「紙芝居プレゼンテーション法」を使って発表しました。

次に、ステージ4の児童による発表がありました。
「ツーク日本語学校 4年生の思い出」というテーマで詩を作り、リズミカルに詠みあげました。

どの児童も、大きな声で自信に満ち溢れた笑顔で発表する姿に、この1年間でのさらに大きな成長を感じました。

その後は、みんなで七夕の歌を歌い、紙芝居を聞いて、炭坑節の輪踊りでお祭り気分を味わいました。

そして、全員集合写真とクラス写真撮影の後は、いよいよお待ちかね、かき氷、縁日がスタートです。
それぞれ持参したお皿に入ったかき氷に、好きなシロップをかける子供たちの顔は、とっても嬉しそう。
ヨーヨー釣りや金魚すくいでは、真剣な顔で取り組む姿が印象的でした。

普段スイスで生活する子供たちにとって、七夕会は、日本の文化を伝え、そして体験するとても良い機会です。
この2年間は、コロナによって学校行事が縮小されたり中止となっていましたが、こうしてまた、保護者と子供たちが同じ時間を共有することができ、とても思い出に残る1日となりました。

今年度も無事に終えることができました。
楽しい夏休みを過ごして、また新年度にお会いしましょう!