3月22日にステージ3 (3年生)で、「食べ物のひみつ教えます」の発表会を行いました。

まず発表会の前に子ども達は、教科書の単元「すがたをかえる大豆」を読んで、大豆が煮豆やきな粉、豆腐、納豆、みそ、しょうゆ、枝豆、もやし等さまざまな食品や調味料に加工され食べられていることを知りました。

発表会では、大豆のようにすがたをかえて食品になる材料で、自分が興味や関心をもった身近な食べ物について調べ、調理法や食材の効果などを一人ずつ説明しました。
今回紹介された食べ物は、牛乳、麦、米、さつまいもなどでした。

話し手の児童は、話すスピードや声のトーンを意識したり、伝えたい内容を表す絵や写真を掲示したり、聞き手に伝わりやすいように工夫をしながら発表をしている姿が見られました。
聞き手の児童は、メモを取りながら真剣に話を聞いていました。
また、保護者の方々も「なるほど!」と親指を立てて「いいね」サインを送っていました。

発表後、子どもたちからは
「いろいろな食べ物がすがたを変えることが分かって面白かった」
「内容を調べたり文章を書くのは大変だったけど、調べていくうちにだんだん楽しくなっていった」という感想がありました。
また、「自分はメリットを入れなかったけど、○○くんの発表はメリットの説明が具体的で、とても分かりやすい内容だった」と友達の発表を聞いて、自分の説明文に何が足りなかったのかに気づけたという子もいました。

今回の発表会のねらいは、「すがたをかえる大豆」では、筆者がどのように例を挙げているかを考えて読み、それを生かして「食べ物のひみつ教えます」を書くことでした。
下書き作りでは、思考ツールのXチャートで、食べ物のひみつについてみんなに伝えたいことを多角的にリストアップし、集めた情報を書き込みました。その後、それぞれの視点に書き出されたことを元に、説明文を作成しました。

この発表会を通して、「初め・中・終わり」という文章全体の組み立て方、具体例を絵と組み合わせながら段落に分けて相手に分かりやすく説明する文章の書き方を学びました。
そして、説明文作成に必要な情報を得るために、資料を選んで読み、必要な情報を見つけようとする力、資料を活用して調べたことをもとに、自分で説明文を書く力を身につけることが出来ました。