6月21日にステージ5(5年生)で、調べ学習の成果を発表する発表会が行われました。

調べ学習とは、児童が興味を持った課題について調べまとめる学習法で、探究学習とも呼ばれます。
また、児童が主体性を持って取り組む自律学習のひとつとして近年は重要視されています。

児童は5月末から調べ始めました。
テーマは自由で①まだよく知らないことを調べて友達と共有する、②知っていることをくわしく調べて友達に伝える、③人の心をきずつけるようなものはテーマにしない、以上のことをふまえてそれぞれ決めました。

今回児童が選んだテーマは「リサイクルごみのゆくえ」、「ピラミッド」、「身近な元素」、「折り紙」、「ハンドボール」でした。

児童はパワーポイントを使って作成した視覚資料を見せながら、「なぜそのテーマを選んだか」、「そのテーマについて調べたこと」、そして「調べた感想」について発表しました。

発表を通して、スイスと日本のリサイクル方法には違いがあること、陽子の数が同じなら中性子の数が違っても同じ元素であること、などたくさんの学びがありました。

発表の聴衆からは「とても勉強になった」、「まだまだ知らないことがたくさんあって面白かった」という感想がありました。

5年生最後の発表で1年間の学習の素晴らしい成果を見せた児童に、聴衆から大きな拍手が送られました。

この調べ学習によってステ-ジ5の児童は、自分から情報を発信し伝えることの大切さと事実と意見を区別して自分の考えを表現することを学びました。

発表の後に、「これからも児童の 『やりたい』に耳を傾け、それぞれのらしさが発揮できるような活動をしていきたい」と話す担任教員の言葉が印象的でした。

来年度の学校活動や発表が今から楽しみです。